地下鉄西11丁目駅の地下に、昨年の９月にオープンした「ワインとワイン帽の店　SANTO CAPPELLO（サント　カペッロ）」。以前は花屋があったスペースに、ワインが所狭しと並んでいます。　

取材の前に、早速店主の清水さんから試飲を勧められました。店名と同じ名前のイタリア産の赤ワイン。口当たりがよく、すうっと喉を通っていくような飲みやすさでした。

取り扱っているのは、手に取りやすい1000円代の商品からビンテージ物まで幅広く、営業時間はなんと朝7時半から。急に手土産を用意しなければいけない時に重宝しそうです。

店名はイタリア語で「聖なる　帽子」という意味だそう。店内を見まわしてみると、ワインの口部分に見慣れない形のものが、まるで帽子のようにかぶさっています。“ワイン帽”というもので、ワインを楽しむひとときを演出し、また、光からの劣化を防ぐ目的もあるとのこと。作家さんなどに依頼して作ってもらっているそうで、木や布、陶器製など様々あり、目でも楽しませてくれます。

>本店はあいの里にあり、そちらでは座りながらワインを楽しむことができます。定期的にピアノなどのコンサートも開かれており、オペラ歌手でもある清水さん曰く、ここをワインの販売だけではなく、コミュニティスペースとして活用してほしいとおっしゃってました。

「ワインを通じて人生が豊かになるようなお手伝いをしていきたい」そう語る清水さんの人柄に触れられ、美味しいワインが楽しめるSANTO CAPPELLOに、是非立ち寄ってみませんか？